ベーシックコース講義内容

受講料が他の団体より低い理由

受講料は多くの方に触れていただきたいため、一般のオステオパシーのセミナーの価格の1/3程度の値段にしています。

 

すべて受講された場合数十万円程度安く受講できることになります(一般的には数百万円をかけて習うことになります

少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。

 

1つだけ注意していただきたいのは、オステオパシーのセミナーを少ししか学んでいないのに、セミナーをしている、正式なオステオパスでもない人がとても多いということです。

 

理解度の低い人から学ぶことほど恐ろしいものはありません。

 

弊社で講師を担当していただく山端二郎先生は、オステオパシースクールの学長として長年の指導をされている、臨床経験豊富なオステオパシーの専門家で、信頼度がまったく違うので、安心して学んでいただけます。

このコースではオステオパシーの特異的な概念に基づいて関節や軟部組織などの体性機能障害に対する効果の高いオステオパシー独自の評価・治療技術を習得していただけます。

 

※全講義を受講することによって、はじめて身体を一つのユニットとして捉えることが出来るようになります。
※オステオパシーは全身を診て全身から調整していくので、全13回の内容を受講していただくことをオススメしています。


以下どの講義からでも参加可能です


入門編:オステオパシー哲学、触診、体性機能障害、直接法と間接法、全身評価法、SCS、MET


第1回:姿勢分析、全体の評価、ジンクパターン、オステオパシー的筋膜の触診、間接障壁の触診、筋膜・隔膜リリース


第2回:仙腸関節(評価・治療)SCS、MET、HVLA

 

第3回:仙骨(評価・治療)SCS、MET、HVLA

 

第4回:腰椎(評価・治療)SCS、MET、HVLA

 

第5回:胸椎(評価・治療)SCS、MET、HVLA

 

第6回:頚椎(評価・治療)SCS、MET、HVLA

 

第7回:肩関節、肘関節(評価・治療)スペンサーテクニック、HVLA

 

第8回:膝関節、足関節(評価・治療)SCS、MET、HVLA

 

第9回:頭蓋テクニックⅠ(仙骨、後頭骨、CV4、蝶形骨)

 

第10回:頭蓋テクニックⅡ(側頭骨、頭頂骨、前頭骨 etc.)

※頭蓋Ⅱだけは頭蓋Ⅰの参加が条件となります

 

第11回:内臓テクニックⅠ(肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、脾臓)

 

第12回:内臓テクニックⅡ(腎臓、胃、腸、胸郭 etc.)

※入門編を含む全13回の講義をすべて受講された方には修了証を発行させていただきます。

オステオパシーの用語説明


【ジンクのパターン】

アメリカのJ・ゴードン・ジンクは体の歪み方のパターンによって、筋膜の緊張や体液の循環に影響を与え、健康状態に変化が生じることを発見しました。このねじれのパターンのことをジンク・パターンと呼びます。

【SCS:ストレイン・カウンターストレイン】

関節や筋肉・靭帯などの痛みのあるポイントを探して、その痛みがなくなるポジションにもっていき一定時間の保持する事によって固有受容器の反射障害を解消するテクニックで無痛でやさしいテクニックです。

【HVLA:高速低振幅テクニック】

直接法と呼ばれる「全ての関節に使える関節の運動制限を回復する手技の一つ」です。何が直接なのかというと、右に曲がっているものを左に戻すように調節するから「直接」なのです。直接でない方法もオステオパシーでは使用します。

【MET:マッスルエナジーテクニック】

患者さんの筋肉の収縮を利用して運動制限のある関節を可動化させるテクニックです。力の正確な方向性と強さが必要

筋の抵抗の強さは患者さんが容易に制御することができるために患者さんにとって安全です。

【内臓マニピュレーション】

内臓には随意運動や呼吸時の横隔膜運動に反応する動きと、内臓自体の固有の動きがあり、内臓マニピュレーションの治療では、回転軸を見つけ出しその回転軸上での振幅を修正して内臓機能に変化を生じさせます。

【頭蓋仙骨療法】

頭蓋仙骨系は神経系・筋骨格系・血管系・リンパ系・内分泌系・呼吸器系に関与しています。このことより脳脊髄液の生成と吸収のメカニズムを利用して頭蓋縫合結合の可動性開放や隔膜リリースなどの治療を行います。

【FPRT:ファシリテッド・ポジショナル・リリース・テクニック】

間接法的なテクニックで、カウンターストレインがリリースにかかる時間が90秒に対して、FPRは促進力を使いリリースまで5秒と非常にリリースが速いテクニックです。

【スペンサーテクニック】

関節に対する手技で可動域が改善するなどの効果があります。